特別研究員公募(国立環境研究所・生物生態系環境研究センター)
国立環境研究所では、生物多様性保全研究の一環として、近年問題視されているネオニコチノイド農薬を含む有害化学物質による生態系影響の評価および対策に係る研究を推進しています。
得られた成果を農薬取締法を始めとする生態リスク管理に係る政策・法律に資することにより、社会に貢献することを目指しています。
本研究分野では従来の毒性学的アプローチ、すなわち室内レベルの毒性試験では評価し得ない個体群・群集・生態系レベルでの影響評価が求められており、当研究所においても生態学と有機化学・毒性学を融合させた生態リスク評価の高度化・高次化を検討しています。
分子生態学・個体群生態学・群集生態学・行動生態学など、生態学的な視点および経験をもって、上記の研究課題に取り組むとともに、自らの専門分野を深化し、環境科学の将来を担って下さる方を募集致します。
詳しい募集要項は以下のURLに記載されております。ご参照ください。
・H28-研-014
農薬等汚染物質による生物多様性影響の評価および対策に係る研究
http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/index.html#tab2
http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/20160113-18.pdf